皆さんこんにちは、Areiです。以前筆者が執筆した「スプラ2はつまらない理由を延々に話すだけの記事」が、なぜか結構なアクセスをいただいておりまして、コメント欄も大盛況という良いんだか悪いんだか分からない状況となっています。
で、その記事の中ではスプラ2を引退した旨を記載してあり、実際2,500時間程度プレイしたセーブデータを抹消もしました。『もうこれでスプラに関わらなくて済む』と、あのストレスから解放される安心感を一年半程度感じていたわけですが、結局またセーブデータを作り直して、スプラトゥーンというゲームをプレイしてしまっています。
というわけで、この記事では以前ボロクソにこき下ろしたスプラというゲームに、また復帰してプレイしている理由をお話ししていこうと思いますので、目を通してくれれば嬉しいです。
[say]現在、スプラ2をそこそこ楽しめるようになっているので、記事内でスプラ2を楽しむコツのようなものもお話ししていこうと思ってます。[/say]
この記事の概要
スプラ2をボロクソに叩いてすみませんでした
「任天堂さん、スプラ2をボロクソに叩いてすみませんでした」
某有名ゲーム実況者の初手謝罪安定のごとく、初動で謝罪をさせていただいたわけですが、本当にすみませんでした。
紆余曲折あったものの、結局またこのゲームに戻ってきてしまうあたり、筆者はやはりスプラトゥーンというゲームが好きで好きでたまらないんだと思うんですね。結局面白いしな、このゲーム。
確かに、スプラ2は悪い点が目立つゲームではある
まあでもね、良いところは良い、悪いところは悪いって評価するのも大事であり、スプラ2は悪い点が目立つゲームであることに疑いの余地はないんですよ。
それこそ、ストレス要素を挙げればキリがないです。ゲームデザインとか、マッチングとか、バランス調整とか、チックレートとか、チーターとか、処理落ちとか、まあ色々ですよ。
だからこそ、引退を決意した時はこれらの悪い点しか目に入らなくなって、『ストレスしか感じないならやる意味ねーよなゲームなんだし。』っていう心理に陥り、2,500時間プレイしたセーブデータを消すという暴挙に出たわけです。
それでも、結局このゲームに戻ってきてしまう
なんだけどね、結局このゲームに戻ってきてしまうんです。セーブデータ消したのに、なんか知らんけど気がついたらランク10にしてガチマッチしてたからね。なんか知らんけど、気がついたらギア厳選とかしてるからね。なんか知らんけど、気がついたらエイム練習とかしてるからね。
まあこんな感じに、結局筆者はスプラトゥーンというゲームから離れることができずに、いつの間にかプレイしてしまってるんです。
なんだかんだいいゲームだよねって結論です
ここから導かれる結論はただ1つで、「なんだかんだいいゲーム」ってことです。これだけやっても戻ってきてしまうんですから、いいゲームって評価にならなかったら、流石に自分の人間性が疑われますしね。
変に意地を張る必要もないですし、認めるべきです。筆者にとっては、このゲームがライフワークだと。人生を通してプレイをしていくゲームなんだと、認めるべきなんです。
・・といった感じで、このような記事を執筆するに至ったというイメージです。
[say]これからは開き直ってスプラ大好きマンとして生きていきます。任天堂さん、ボロクソに書いてしまってすみませんでした。許してください、なんでもしますから。そして早くスプラ3出してください。[/say]
スプラ2をボロクソに叩いた人間が再び現役スプラ勢に復帰したワケ
ということで、ここからはスプラ2をボロクソに叩いた人間が、再び現役スプラマンとして活動を開始した理由について言及していこうと思います。
ラインナップとしては、以下の通りです。
- スプラ2の楽しみ方を再考した
- 色々諦めがついた
- バランス調整が「マシ」になってきた
- 自分のPSが向上した
各セクションにおいて、『こうやって楽しむといいよ〜』っていうことに関しても言及していくので、スプラがイライラしてクソゲーだと思っている人たちの精神安定剤になれれば幸いです。
1:スプラ2の楽しみ方を再考した
筆者が現役スプラマンに復帰できた一番の理由は、スプラ2の楽しみ方を再考したという点に集約されます。
結局のところ、このゲームはワイワイガヤガヤやるのが1番楽しいです。確かに筆者は、ガチガチのガチ勢の時、誰かとまったりプレイすることはあまり好きではありませんでした。
別にその遊び方を否定するわけではありませんでしたが、「俺はお前らとは違うから」というヲタク特有の謎の自意識過剰に浸っていたのがちょうどあの頃です。だからこそある程度結果を残せていた部分もありますが、結局引退してますし、やっぱりヲタクはキモいよねって結論ですね。
楽しみ方は三者三様
一度スプラから引退して分かりましたが、このゲームの良いところは多様な遊び方が存在することだと思いました。筆者みたいなヲタクはどうしても勝ちにしかこだわらないプレイスタイルになってしまいがちですが、
- ナワバリ勢
- サモラン勢
- リグマ・プラベワイワイ勢
世の中にはスプラというゲームでこのような遊び方を実践し、我々ヲタクよりも10000倍楽しんでゲームをプレイしているんですよね。
ガチマッチしかやらず心が荒んでいくヲタクがいる一方で、適度にガチマッチを楽しみつつも、他の遊び方でも楽しめる。このようないい意味で緩いプレイスタイルが、結果的にこのゲームを長く楽しんでいくコツなのかなって感じました。
一緒に楽しく遊べる人を見つけよう
ということで、筆者がこのゲームの楽しみ方を再考した結果、「誰かと一緒に楽しむ」という観点が非常に大事であるという結論です。ストレスなく気を使う必要のない人とやるリグマやサモラン、プラベは、ガチマッチで荒んだ心を洗ってくれます。
もちろん、このような遊び方をしなければ、このゲームを楽しめないってことを言いたいわけじゃないです。そうじゃなくて、一人でプレイするあまりストレスを感じまくっているなら、一度そういう遊び方もしてみても良いかもしれないってことですね。
[say]ヲタクって基本的に他人と関わる機会がないので、自分の趣味を通じて他者と仲良くなれるなら一石二鳥ですしね。[/say]
2:色々諦めがついた
筆者がスプラに出戻った2つめの理由として、「色々諦めがついた」という点が挙げられます。先述のように、このゲームには長所と短所が存在しており、割と短所がはっきりしている部分があったのですが、『もう短所はしかたねーわ』と、ある種の諦念を持つに至ったのですね。
繰り返しにはなりますが、どれだけ短所が目立ったとしても、このように戻ってきてしまうのは、やはり短所を上回るだけの長所があるってことだと思うんです。それか、筆者がゲーム依存症に罹患しているのかのどちらかですが、多分前者だと思います、というか思いたい。
悪いところばかりに目を向けるのもアレだしな
これはスプラだけに限らず、人生全般に言えることですが、人間のアタマは悪いところを見つけようと思えばいくらでも見つけられる構造をしています、知らんけど。
なので、一度悪いところに目が向いてしまうと、どうしても自分の中で思考の偏りが生じてしまい、「アレも悪いコレも悪い」状態に陥ってしまうんですよね。ちょうど引退直前の筆者がそうだったように。
ですが、ある程度時間を置いて、スプラというゲームを客観視した結果、『悪いところは当然悪いけど、良いところもたくさんあるんだわ』という考えに至りました。悪いところばかりに目を向けてるのもアレですし、これからは良いところにも積極的に目を向けていきたいと思います。真面目か。
3:バランス調整が「マシ」になってきた
筆者が引退時に執筆したスプラ2をボロクソに叩いた記事内で、バランス調整がお粗末すぎる点を指摘しました。そしてこの指摘は多くの方にコメントとして共感していただき、当時のマニュ環境の阿鼻叫喚ぶりは凄まじかったです。
そこからマニュを駆逐するためにメイン性能アップや、シュータ系の挙動の変更がなされ、さらに各武器の度重なるナーフ(弱体化)・エラッタ(強化)が実行されました。その結果、お世辞にも環境が良くなったとは言えませんが、少なくとも「運営の意図」が目に見える形にはなってきていて、調整に一貫性が見いだせるので、個人的にはこの部分は評価しています。
具体的に言えば、マニュ環境の時はとにかくシューター全般が不遇でしかなく、シューターを使う意味を全く見出せないような状態だったんですよね。しかし、シューター全体に挙動の変更がされてからは、
- キャラコン:シューター
- スライド:マニュバー
このような棲み分けがされるようになり、現状はシューターとマニュのバランスがいい具合に取れていると思います(各武器のバランスが取れているとは言ってない)。
やっぱり、ゲームバランスは良くない
ですが、調整に一貫性が見えるからと言って、バランスが良いというわけではないのが勿体無いですね。2020年11月中旬現在ですら、デュアルや竹の存在で中射程以下が全く息をしていませんし、相変わらず長射程環境であることに変わりはありません。
まあ、そもそもスプラ2というゲームのステージが、全体的に射程重視のデザインになっているので、もうこれは仕方ないんですよね。どんだけ上手にバランス調整したとしても、ステージが射程優遇になっているので、結局は射程長い方が有利なんすよ。
それに、シューティングゲームにおいては、一般的に射程が長い方が強いしね。それでもやっぱりデュアルとか竹とかスプチャとか、その辺の武器パワーはおかしいって思いますけど、まあ頑張ってくれてるのは分かっているので、文句たれながらも結局楽しんじゃうよねって話です。
4:自分のPSが向上した
最後に言及しておきがいのが、自分のPS(プレイヤースキル)の向上についてです。ガチガチのガチでやっていた引退直前の頃は、まあそれなりに結果を残せていまして、いわゆる最上位勢だったと思ってます。
だからこそ、当時はなんとなく『こんだけやり込んでる自分でも楽しめないってことは、やっぱりクソゲーだわ』っていう今考えれば傲慢でしかない考えに支配されていたわけですが、最近になってこの考え方が変わって、やっぱり自分もまだまだ下手で、向上する余地があるんだな、すごく奥が深いんだなこのゲームって思うに至ったんです。
もっとやり込みたいと今になって思った
まあつまり、3,000時間近くプレイしてきたのに、もっとさらにどんどんやり込みたいと思ってしまっているわけですね。
で、こう感じるようになった背景には、やっぱり誰かと一緒に遊ぶってのが大きく関わってきています。一度引退しているとはいえ、筆者はそれなりにスプラの実力がある人間です。まあ3,000時間もプレイしてますし、1から合わせれば6,000時間くらいやっているので、逆に上手くなかったらそれはそれでヤバいしね。
そんで、誰かと遊ぶとなると、当然・・ではないですが、まあ十中八九、自分の方がやり込んでいて、実力も上なわけで。加えて、このような記事を書いてしまうくらいには、筆者は自分の気持ちとか考えとか、そういったものを誰かに伝えるのが好きな人間なので、「相手から求められれば」の前提付きではありますが、教えられることは教えるように最近はしています。これがまた楽しんですわ。
こうすることで、『あ、自分ってまだスプラのことあんまり分かってないんだな。浅いんだな』って思うに至ったんですね。皆さんもわかると思いますが、人に何かを教えるって、自分が相当高い理解度を持っていないと、実現できないことなんですよね。
だから、例えばガチエリアの勝ち方ひとつとっても、なんとなく理解しているつもりだったんだけど、教えるとなるとやっぱり浅いわ・・、みたいなことが結構あって、そこで初めて・・、というか久しぶりに『もうちょっとやりこみてーなこのゲーム』って思ったんですよ。
上達意欲は大切だね
まあとりあえずこんな感じで、1つのゲームを何千時間もプレイしていると、なんとなく惰性でプレイしてしまう部分が出てきてしまうんですよね。もちろん上手くはなりたいんだけど、それよりも惰性が強く出てしまうというか。
つまり、脳が動いていない状態でプレイしてしまうということ。ここに誰かと遊んだり、あるいは楽しみ方を変えたりといった刺激を与えることで、再びスプラというゲームに脳が動き出し、再度楽しい状態になっていくんじゃないかなって思いました。
その結果、実力もどんどん上がっていくし、友達も増えていく。まさにいいことづくめだと思うので、ただなんとなくでやるのは控えようと思いました。
まとめ
ということで、この記事では筆者がスプラ2に出戻った理由についてお話ししてきました。一番大きいのは、やはり他人の存在でしたね、筆者にとっては。ガチ勢の時はヲタクらしさ全開で自分の世界に浸ってましたが、一歩外に出てみると楽しい世界が広がっていて、感動した所存でございます。
楽しみ方は人それぞれで、本当に飽きた、つまらないと感じるなら、さっさとゲオに売ってくるのが正解です。しかし、『このゲームが嫌いなわけじゃないんだけど、なんとなく今までみたいに楽しめないのが嫌だ』みたいに思っているなら、この記事で書いたようなことを意識してみるといいかもしれないっすね。
とはいえ、ゲームは楽しむものなので、楽しむために真面目に考えるってのも変な話ですが。ゲームごときに真面目に考えてしまうあたり、結局はこのゲームが大好きってことなんだろうね、知らんけど。
皆さんも、いっそのこと開き直って「スプラ大好きマン/ウーマン」として生きていこうじゃありませんか。そんじゃ、いいスプラライフを。